「通院」

17日は医大へ通院の日だった。

Eさんの滞在中だったため、ふたりで医大へ行った。


今回は主治医から宿題があったのだった。

それはケースフォーシュミレーションというもので
「自分が治りつつあると思ったら」
「感情・どんな気分だったか」
「思考・何を考えたか」
「行動・何をしたか」
「身体・身体はどうなったか」
の四つの項目が書かれた紙を渡され、それに記入していくというもの。

私が書いた
「自分が治りつつあると思ったら」はこうだ。

「感情・どんな気分だったか」
治ってはいけない、治りたいけれど、治りたくない。
唯一のアイデンティティを失ったら、どうやって生きていけばいいのか分からない。

「思考・何を考えたか」
不安になった。心がざわざわした。落ち着かなくなった。

「行動・何をしたか」
不安定なままだったので不安が過ぎるまで眠った。
自殺したいな、と思ったけれど、実行にはうつさなかった。

「身体・身体はどうなったか」
死にたくなった。とても怠くなった。


それを先生は、まずコピーを取った。

それから
「それでいい。全部オッケーだから」
「ボーダーラインは、治らなくていい」
「ボーダーライン「ディスオーダー(障害)」から、
「ディスオーダー」が取れて、ただのボーダーライン、になるから」
と言った。

「そもそもアイデンティティを意識しないのが
普通の人だと思っていることは思いこみ」なんだと。

「皆なんらかのアイデンティティに依存している」
「だからアイデンティティに依存してもいい」と。

それを聞いて、私は目から鱗だった。

だったら私が死にもの狂いで
しがみついていたアイデンティティとはなんだったのか。

そういうこと自体が、普通なのだと言われてしまっては
私はどうすれば善かったのか。

いや、それすらオッケーだったのだ。

「foxyさんは今、かなり「普通」になってきているよ」と先生は言う。

普通のひとはトラブルがあって、反応がある。
トラブルもないのに反応するのがボーダーだ。

「今、foxyさんはトラブルがあってから、反応している」
「それはかなり普通のひとだよ」と言った。

なんだか、私は、当たり前のことが全く分かっていなかったのだな、と思った。

と同時に少し安堵したのも事実。

今度の診察はまた一ヶ月後。

どんどん安定すればいい。

私は、はやくただのボーダーラインになりたい。

精神障害者から、ほんの少しだけ、脱出したい。

この生きづらさから、ほんの少し、開放されたい。











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by foxyborderline | 2013-12-18 22:12 | 治療について | Comments(0)


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