「祖母の四十九日」

先日の土曜は、祖母の四十九日と納骨だった。

先月85歳で亡くなった祖母。

子供を残し、孫を残し、人間の人生を全うした、祖母。

葬儀は沢山の花に囲まれ、沢山の人に囲まれた。


四十九日は、母の兄弟夫妻、そして従兄弟1人が参列した。

納骨で、墓が開けられた。
去年亡くなった祖父の遺骨が包まれた布が綺麗に残っていた。

骨壺から出された祖母の遺骨。

布に包まれ、祖父の遺骨の上に載せられ、そして墓は閉められた。


あっけない。

人の死は、あっけない。

あんなにあった祖母の荷物も、なにもかも無くなって。

それならいつか、私が今生きている、この場所も、物も、人も
全部、全部、何もかもなくなるんだ。

そういうことを考えると、私は今生きていることが
本当に怖い、と思ってしまった。

いつか死ぬのに、どうしてこんなに生きることが苦しいのに
どうして生きていなくてはいけないの?

どうせ、いつか、灰になるのに?

でも、死ぬのも怖いのだ。

だから、私は矛盾している。

祖母の遺骨は、びっくりするほど白かった。
きっと私の骨も白いのだろう。


無事、四十九日と納骨が終わったあと、
親族での食事会があった。

母の兄弟はエリートばかりだ。
異動があれば、経済新聞に名が載るような。
従兄弟も皆、固い商売について、誰も失敗を犯していない。

母は、皆に私の病気のことを話しているらしい。

最近就職をしたこと、少しふくよかになったこと、
そういうことを、皆、嬉しそうに私を褒めた。

気遣いが、嬉しくもあったけれど、
ありありと自分が社会不適合人間かのようで
親族の中で、自分が一番情けない人間なのだな、と思ってしまった。

最低限のことしか出来ない。
私は皆のように、レールを踏み外さない人生は送れない。


祖母の遺骨を見て、自分の死に関することばかり考えていたのは
きっと私だけだったのだろうな、と思う。


こういうことが、また私を追い詰める。

私は純粋に、祖父母に対して、弔いの気持ちがないのだから。

自分の死について憧れを持って、
祖父母の死とリンクさせては自分の生を嘆いている。


私も、早く、人生を全うしたい。

早く。







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by foxyborderline | 2013-12-23 20:00 | 日々 | Comments(0)


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