カテゴリ:治療について( 83 )

「カウンセリング 13回目」

先日は13回目のカウンセリングだった。

「こころを癒すノート」を元に認知処理療法を受けている。

今回で担当のカウンセラーが退職なさるということで、
心ばかりではあるけれども、お花を持って行った。

一年ほどお世話になった。
初診では大変失礼な態度を取り、先生を困惑させたと思う。
(以下リンク)


先生は
「ああやって、foxyさんがハッキリと言って下さってよかったと思っています。
何も言わず、心を閉ざしてしまうクライアントさんもたくさんいるので」と私に言った。

私は本当にワガママな患者だったと思う。
大変申し訳なかった。


担当の最後にPTSD評価尺度(IES-R)を記入した。
25点以下はPTSDの診断にならない。

一年かけて、4年半毎日毎日フラッシュバックしつづけ、
希死念慮の原因となった元不倫相手Aさんのことが解消できた。

点数は最大59点から8点にまで下がっている。

その他、扱わないと決めた父のこと、
小学生のころに受けた虐めやからかいについても
点数は下がっている。

このことについて、先生は「「般化」したのではないでしょうか?」と言っていた。

Aさんのことに取り組んだことで、考え方の整理の方法を知り
それを他にも応用出来ている可能性が高い、とのこと。

「仕事のスランプの最中に「ABCシート」を思い出せたのもいいことだったと思いますよ」と。

私は確かに、ボーダーの症状はかなり軽減している。

自殺したくても、企図・実行をしていない。

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認知処理療法は、違うカウンセラーが引き継いでくださるそうなので、
もう少し自己否定感を取り払う為に継続したいと思っている。

掘り下げたい気持ちと、それからやはり心のよりどころになっているからだ。




Aさんのトラウマを一年がかりで治療してくださった先生、
本当にありがとうございました。

主治医と連携をとって頂いて、心強かったです。

私の住む地域の精神医療に多大な影響を与えられたと思います。

どうぞお元気で。
今後のご活躍、かげながら応援させてください。




追記

ずっと、コメントの返信ができません。
すみません。
皆さんいつもありがとうございます。
励みになります。
全て読ませていただいております。


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by foxyborderline | 2017-03-22 16:27 | 治療について | Comments(0)

「カウンセリング 11回目」

先日は11回目のカウンセリングだった。

「こころを癒すノート」を元に認知処理療法を受けている。


10回目のセッションのことが書けずにいる。

今は亡き父に、思春期に殺されそうになったこと、
貧困と暴力に塗れた時代を思い出すことが怖くて仕方ない。


今回もGさんに車で連れて行ってもらったのだけれど、
カウンセリングルームに近付くにつれ気分が悪くなり、
解離しそうになって横になる始末だった。


カウンセラーの先生は
「foxyさんはトラウマ治療とは「恐怖と対峙すること」と分かっておられるのですから、
やはりここへ来ることで調子が悪くなることもあるんだと思います」と言った。


父の件でIES-R(PTSD評価尺度)を受けた。

結果は41点。
(25点以上だとPTSDの可能性大だと言われている)

父のことと対峙しようとしてから、この点数はグッと上がって来た。


あまりに辛い。

先生に「日常生活は送れていますか?」と聞かれた。

「送れています。
ただ、前回のセッションから一週間ほど解離しやすかったですが
最近は仕事も順調だし、自殺企図をしていないです」
と私は答えた。


「お父さんのトラウマを、「あえて治療しない」という選択肢もあります」
と先生は言った。

続けて
「フラッシュバックが起こったり日常生活が送れないほどの支障が出るといけません。
Aさんの時はまさにそうでしたね」
「けれど、foxyさんはお父さんのトラウマを抱えながらも日常生活を送っています。
対峙することにここまで恐怖を感じてしまうなら、
トラウマを抱えながら「心の健康な部分を伸ばす」という方法もあるかもしれませんね」と。


「あえて治療しない」という選択肢。

そんなことを微塵も想像していなかったので、私は力が抜けた。

巨大すぎるのだ。

どこから対峙すればいいのか分からないほど、黒くて深い心の穴。
記憶すら断片的で、曖昧な思春期。


一ヶ月後、次のセッションまでに「父とのトラウマを治療する必要があるか」
について、じっくり考えてほしいと先生に言われた。

そして、
「お父さんのトラウマにまつわることで、得たことを書いてください」
と先生は言った。


得たこと??と頭が一瞬真っ白になった。

暴力と、貧困と。
それで得たこととは???


ああ…でも少しあるな、と思ったことがいくつかあった。

今の職種をずっとずっと続けているのは父の影響がある。
貧困で大学も専門も進学できなかったので負けず嫌いになり、相当努力をした。
20代は働き過ぎて体を壊したりもしたけれど、独学のわりにはいい業務をさせてもらってきた。
そのおかげでいつ会社が無くなっても、この歳でも仕事には困らないまでのスキルはある。
額面が多くはなくても、安定して稼げる能力はある。


苦労が身になるなんて、私は一切思わない。

苦労なんてしないほうが、人間がすくすくと素直に育つだろう。

けれど苦労をしたからこそ、
私は負けたくなくて踏ん張って生きて来た部分もあったんだな、と感じられた。

そんな自分を労ってやってもいいはずだ。




次はまた来月。

一回一回のセッションを大事にしよう。

どんなに怖くても、私は治療に向き合いたい。









追記

ずっと、コメントの返信ができません。
すみません。
皆さんいつもありがとうございます。
すべて読ませていただいております。
力になることばかりです。

それから、同じボーダーの方へ。
どうか絶望しないでください。
必ず良くなります。
私は少しずつ良くなってきています。
一緒に治療に向かいましょう。

このブログは、拙い内容で何の役にも立たないと思うのですが、
境界性人格障害の治療が進んでいる証として残していきたいと思っています。


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by foxyborderline | 2016-11-28 15:47 | 治療について | Comments(1)

「寛解について」

先日コメントで、

「境界性人格障害は寛解しないと思うと怖い」
「絶望しかない」

との内容をいただきました。


胸が痛くなりましたので、私の考えを書いておきます。


私は寛解と言う言葉がしっくりこないのであまり使いたくないのですが、

「境界性人格障害の症状は軽減することができる」

と思っています。


実際このブログを書き出した4年前、私は
DSM-IV診断(ボーダーの判断基準テスト)の全ての項目に当てはまりました。

以下、現在症状がどのように出ているか、
○×で書いていきます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈1〉 現実に、または想像の中で見捨てられることを避けようとする
気も狂わんばかりの努力(注:5.の自殺行為または自傷行為は含めないこと )

× 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈2〉 理想化と脱価値化との両極端を揺れ動くことによって特徴づけられる
不安定で激しい対人関係様式

×
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈3〉 同一性障害:著明で持続的な不安定な自己像や自己観

○(自分が何者なのか分からなくなるときがあります)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈4〉 自己を傷つける可能性のある衝動性で、
少なくとも2つの領域にわたるもの(例:浪費、性行為、物質濫用、無謀な運転、むちゃ食い)

○(浪費、むちゃ食いは有り)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈5〉 自殺の行為、そぶり、脅し、または自傷行為のくり返し

×
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈6〉 顕著な気分反応性による感情不安定性
(例:通常は2 - 3時間持続し、2 - 3日以上持続することはまれな強い気分変調、
いらいら、または不安)

×
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈7〉 慢性的な空虚感

○(生きていることが虚しい気持ちがあります)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈8〉 不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難
(例:しばしばかんしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合いのけんかをくり返す)

×
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈9〉 一過性のストレス関連性の妄想様観念、または重篤な解離性症状

×
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


診断基準によると、5つ当てはまると境界性人格障害だということになります。

今、3つしか当てはまらない。


ただ、ボーダーというのは怒れる活火山だと私は思っているので
再噴火を懸念し油断せず自己分析しつつ、症状をコントロールしているところです。


私の主治医は、

「境界性人格障害は治りません」
「ただし、「障害」が取れて、「境界性人格的」なパーソナリティになります。
日常に障害がない状態で、そういう個性の人間、ということ」

と言っています。


あの境界性人格障害治療の第一人者、岡田尊司先生も、
治療を進めることで
「自由奔放で少し子供っぽく、可愛い人間味溢れる本来の姿に戻ることがある」
というようなことを御書に書かれていました。


私はそれを目指しています。


今私は、
精神科受診、
カウンセリング受診(認知行動療法)
教会通い(私はプロテスタントのクリスチャンです)

の三本柱で治療に向かっています。

居場所や逃げ場は多い方がいいです。


この4年で、怒りや悲しみは少しずつ昇華できると思いました。

まだ蓄積されている部分がたくさんありますが、
一生かけて向き合っていくことになるのかもしれません。


もしかすると、それが私の生きる目的なのかもしれないとすら思っています。












追記

ずっと、コメントの返信ができません。
すみません。
皆さんいつもありがとうございます。
すべて読ませていただいております。
力になることばかりです。

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by foxyborderline | 2016-11-14 17:40 | 治療について | Comments(5)

「カウンセリング 9回目」

先日は1ヶ月ぶり、9回目のカウンセリングだった。

8回目は記事に書くのが遅くなっただけで、
1ヶ月おきに通っている。

「こころを癒すノート」を元に認知処理療法を受けている。



セッションを2度も避けてきた父のトラウマに
いよいよ向かうことになるだろうと思っていたので
向かうのがとても気が重く、
Gさんに送ってもらったのだけれどすでに解離しかけていた。


「お父さんに包丁を向けられたときから、何か変化はありましたか」

そのことに関してカウンセラーの先生からの
質問の意味も捉えられず、答えられず、固まってしまった。


結局、私が断片的に話すことを先生がPCでテキストに起こしてくれた。




断片的な会話のまとめは以下。



「あの出来事(父に包丁を向けられたこと)があってから、心が壊れてしまった。

学校にも行けなくなった。

男性全てがとにかく怖くなった。

外にも出られなくなった。

あまりに辛い出来事過ぎて、私はあの時の記憶がない。

すごく年上の人を好きになる。

お父さんを重ねているように思う。

私はお父さんに愛されたかった。

私はそれまで、愛されて当然だったのに、全部取り上げられた。

まるで天国から地獄へ突き落とされたような。

それを受け入れることが出来なかった。

ずっと私は、自分のことを駄目だと思っていたが、
あの出来事があってから、それは決定的となった。

それは駄目な私は生きていてはいけない、ということだ。

私は誰からも愛されない、と思うようになった。

私の味方は誰1人いない。

周りはほとんど敵ばかり。

人に対して否定的になり、自分に無い物を持っている人をひがむようになった。

普通の家に育った子達が羨ましかった。」





これを話していた私は、解離が進んでしまっていた。


先生は何度も、
「foxyさん、目を閉じないで下さい!」と私に言い、
深呼吸すること、先生の目を見ること、秒針を見ることを勧めた。


自分でもおかしいと分かるほど挙動不審になってしまい、
目がキョロキョロと視点が定まらず、涙が溢れた。

奇声や大声をあげてしまいそうな衝動を、ぐっと押さえた。


「今は安全な場所にいます。その時に戻った訳ではありませんよ」
と先生は言った。


現実を確かめる為に、私は何度も自分の腕を掴んだりしていた。


それから、
「さっきfoxyさんが話したことをまとめたテキストを、紙に書き写して声に出して読んで下さい」
と先生から指示があった。

これをしてくれないと、今日はこのままでは帰せません、と。



私は泣きながら先生が打ったテキストを紙に書き写し、音読をした。


泣いていい、と先生は言った。



恐怖を乗り越えるんだ、と思いながら読んだ。

そして、少し落ち着いた。


「できたらテキストを書いた紙を、日常持ち歩いて読んだりしてみてください」
と先生は言った。


私は、「今は安全」だと感じなくてはいけない。



次回カウンセリングはまたいつも通り一ヶ月後かと思ったのだけれど、
2週間後に設定された。


父のことは私の中ではあまりに問題が大きいので、
長引かせず一気に片付けなくてはいけないということらしい。



カウンセリングルームから出て、車で待っていたGさんの顔を見た瞬間、
私は彼に抱きついてしばらく離れられなかった。

Gさんはただただ背中を撫で、私が落ち着くまで待っていてくれた。


帰路はやはり解離したままで、
脳みその中心にゴムの薄いフィルムが巻かれているような
ぼんやりした感覚のまま助手席に座っていた。

何を見ても話しても触っても、現実とは違う、と感じてしまっていた。


今こうしてテキストをブログに書いているのも解離しそうだ。


でも、出来事の意味を知るために、
乗り越えるために、全て必要な作業なんだ。


過去に、負けたくない。


乗り越えたい。


この生きづらさから開放されたい。



今は安全なんだ。

今は誰も私を殺そうとなんてしない。

大丈夫だ、大丈夫。











追記

ずっと、コメントの返信ができません。
すみません。
皆さんいつもありがとうございます。
すべて読ませていただいております。
力になることばかりです。

あと、メールアドレスを記載してくださる方がいらっしゃるのですが
個人的にご連絡を取ることは主治医に止められております。
私が通院しております病院、カウンセリングルームのご紹介もすることができません。
本当に申し訳ないです。

拙い内容で、何の役にも立たないと思うのですが、
境界性人格障害の治療が進んでいる証として残していきたいと思っています。





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by foxyborderline | 2016-10-18 18:44 | 治療について | Comments(2)

「通院」

カウンセリングの後日は診察の日だった。

薬のせいか、あまりに午前中ぼんやり脱力し寝てしまうので
減薬を試みているところだ。



●セロクエル25mg ×1錠
メジャートランキライザー(強力精神安定剤)の一種。
統合失調症以外にも様々な精神疾患に用いられている。

●ラミクタール100mg × 2錠
脳神経の興奮をおさえて、てんかんの発作を予防する。
また、躁うつ病の維持療法に用いる。

を止め、

●頓服  エビリファイ内用液0.1%  6ml × 1
メジャートランキライザー(強力精神安定剤)の一種。
様々な精神症状に効果を発揮する。

●ルネスタ 1mg × 1錠
「超短時間型」睡眠薬。


の2種類だけに切り替えた。


「また酷くなったら、セロクエルとラミクタール飲んでいい?」
と主治医に聞くと、

「絶対だめ!!! 特にラミクタールは死亡事故があったので、急に飲むのはやめて!」
「皮膚がただれて、とんでもない死に方するよ」
と言われた。


私は死にたいのに服薬を気をつけるっておかしな話だなと思いつつ、
はいはい、と聞いていた。


でも減薬しても日常生活を送れているってことは、症状が軽減しているってことだ。

有り難いこと。

死にたいままでも、仕事も副業もしているだけマシか。


「こんなに働く精神障害者はなかなかいないよ」と友人には笑われているほどだ。


結構人目には充実して見えているんだろうな。


「死にたいという膜」が常に体中を覆っていなければ、私はもっと人生を謳歌できるだろうか。

その膜の間から、必死に手を伸ばして仕事をしたり人と関わったりしているので大変疲れるのだ。

常に死にたいと思わない人生なら、持つ荷物は少し軽いだろうか。


この日はカウンセリングの成果を話し、さっぱりと診察を終えた。



初診の頃に比べたら、私はとても穏やかだと思う。

自殺企図もしていない。
仕事もできるようになった。


もっと生きやすくなりたい。

もっと生きていてよかった、と思いたい。

贅沢かもしれないけれど。












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by foxyborderline | 2016-10-14 13:56 | 治療について | Comments(1)

「カウンセリング 8回目」

先月半ばに行ったカウンセリングの話。

その前はこのような感じ。


「こころを癒すノート」を元に認知処理療法を受けている。



4年以上苦しめられた、
Aさんへのトラウマが軽減され、フラッシュバックもおさまりつつある。


次は父のトラウマへ進もうということになった。

けれど、私はそれに対して拒否に近い態度を取っていた。


父の件でIES-R(PTSD評価尺度)を受けた。

結果は26点。

0と100、私は極端な点数の付け方をした。

25点以上だとPTSDの可能性大だと言われている。



過去に対して、記憶に蓋がされていることは薄々気づいていたので
点数は出ないだろうと自分で分かっていた。


カウンセラーは
「最初点数が出なくても、セッションを深めていくことでグッと点数が上がることがあります」
と言っていた。


この日はあまりに辛くなってしまい、通常60分のセッションを30分にしてもらった。


「取り組もう、と決めたことで動揺が起こることがあります」
「できるだけ早く次のセッションに取り組みたいのですが」
とカウンセラーは言った。


実際この日の帰路は気分が悪く、ひどく解離してしまった。

現実か夢か分からないままだった。


経済的な理由もあるので、結局次回のカウンセリングはいつも通り一ヶ月後にした。

でもやはり、この一ヶ月少し心の揺れはあったと思う。



本当は思い出したくないのだ。

父が包丁を持っていたことを。

私にそれを向けたことを。


その後の記憶がすっぽり無くなっているのは、心が防御しているんだろう。


でも、トラウマを乗り越えるということは
トラウマから逃げることではなく、立ち向かうことなんだ。


だから、逃げたくはない。


父のことを乗り越えられたら。

私はもう少し、この生きづらさから開放されることができるだろうか。


きつく閉じた箱の中から、何が飛び出すのか自分でも恐ろしいけれど。


私はトラウマに向き合う。









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by foxyborderline | 2016-10-14 13:41 | 治療について | Comments(1)

「通院」

先日は病院へ。
Gさんに付き添ってもらった。

開口一番、主治医に
「仕事中眠くてたまらない。ずっとぼんやりしている」
と訴えた。

「そろそろ薬が効きすぎ出したかもしれないね。
減薬を始めよう」
と言われた。

どうやらセロクエルが眠気を誘発しているようで
就寝前に二錠だったのを一錠に変更してもらった。

(私はセロクエルは太りやすいと思っているので、これは嬉しい)

確かに減薬して、午前中頭がスッキリしている気がする。

投薬について抵抗はあまりないのだけれど、
やはり副作用は日常生活においては不便。

状況に合わせて量を調整するのはいいこと。


それからGさんの話をした。

なんとGさんは先週末家を出て、そして離婚届を書いてきた。
(提出は奥さんの気持ち次第らしいが)

その急展開に私は戸惑っていると伝えた。

好きだけれど罪悪感が勝ってしまう、と。

主治医は一切不倫を咎めない。
(カウンセラーの先生も牧師先生もだけれど)

「罪悪感は病気のせいではないし、人間として普通のことだと思うよ」
「今、充分に愛を受けとっていてfoxyさんが落ち着いているならそれでいい」
と言った。

「私は誰とももう、結婚したくない。
私ひとりが生きることだけで精一杯なのに、誰かのお世話なんてできない。
子供も産めない」
と私は言った。

「僕は結婚して落ち着いてほしいと思うけれど、
それはfoxyさんの意思であって、障害のせいではないよね」
と主治医は言った。

……なるほどなあ、と思った。


私は、未婚のまま子供も持たない人生を終えたとして
それは不幸だとも思っていないわけで。

結局、世間の価値観に振り回されたくないと思っていても
左右されているんだな、と感じた。

それが幸せの全てだと思い込んでいるんだな、と。

もちろん、私が健常者であれば手に入れたかったとは強く思う。
それはもう、半ば諦めているけれど。


でも、要は私が心地よく生活し、そして症状が出ないようにコントロールし、
日々に悪い影響が出なければいいんだ、と。


現在、なんとかフルタイムの正社員で仕事し、
週末はけっこう気楽にホステスをし、
趣味も充実している。

不安はあっても、Gさんから出来る限りの愛を一身に受けている。


鬱状態のときはそれらも全て辛いけれど、
端から見れば、とても恵まれているような気もする。

診察室を出る前に
「foxyさんは、すごく良くなっている。僕が保証する」
と主治医は言った。


今回の診察は15分ほど。
少しずつ短くなっていて、ホッとする。



薬は以下

●セロクエル25mg ×1錠
メジャートランキライザー(強力精神安定剤)の一種。
統合失調症以外にも様々な精神疾患に用いられている。

●頓服  エビリファイ内用液0.1%  6ml × 1
メジャートランキライザー(強力精神安定剤)の一種。
様々な精神症状に効果を発揮する。

●ラミクタール100mg × 2錠
脳神経の興奮をおさえて、てんかんの発作を予防する。
また、躁うつ病の維持療法に用いる。

●ルネスタ 1mg × 1錠
「超短時間型」睡眠薬。





追記
読んでくださっている皆様へ。

いろんな事情や病気や障害を抱えていらっしゃるなか、
こんな稚拙なブログに真摯な言葉を頂戴して、恐縮な限りです。

ずっとコメントの返事が出来ない状態です。
いつか出来るようになるかもしれませんが、今は出来ません。

しばらくコメント欄を閉じさせていただきたいと思います。

いつも応援、叱咤激励、ありがとうございます。



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by foxyborderline | 2016-09-07 10:47 | 治療について

「通院」

先日は通院の日だった。


病院に行く前に、役所の福祉課に
精神障害者手帳(3級)を受け取りに行った。

2年に一度の更新。

これを受け取るたびに、安堵と不安が同時に襲う。

アイデンティティとして、「障害者」という免罪符があることに安堵する部分と
「どうせ私は障害者なんだ…」という不安。

それでもこれがなければ、免除を受けられないことも多々あり
やはり必要なものだとは思うけれど。


それから自立支援の手帳も郵送で送られてきていた。



診察は、カウンセリングの結果を主治医に話した。

前記事に書いたようなことを。


「おお、foxyさん、いろいろ勉強してるね!」
「カウンセリング、ものすごく効果が出ているね!」
と先生は私を褒めた。


そのことがなんだか嬉しく、私はニコニコとしていた。


「やっと人間らしくなってきたかな?」と私が言うと

「初診は、人間じゃなかったもんね」と笑われた。

初診は先生と目を合わすことすらできず、暴言を吐いて、机を蹴ったり、
診察室で「今ここで死ぬ!」「入院させろ!」と暴れたりしていたのだから
そう言われるのも無理はない。


「ピュアなボーダーだと思っていたけれど、違ったね。
PTSDが結構影響していたんだねえ」
と先生は言った。

なぜかそれに過剰に反応してしまい、
「私はボーダーだもん!」と声を荒げて言ってしまった。

ボーダーに躁鬱やPTSDが複雑に絡まっていたのだとは思う。
(なので単なるボーダーではない、と発言されたんだろう)

ただ、「ボーダーである」ということを自覚していないと
症状がコントロールができないような気がして反論したのだと思う。

それに、障害者という立場にに甘んじたいわけではないけれど、
「今まで障害と闘って来た」というアイデンティティが崩壊しそうで怖かった。


それでも今回はかなり調子が良かったので、シンプルに診察は終了した。


診察はまた来月。


薬は以下。


●セロクエル25mg ×2錠
メジャートランキライザー(強力精神安定剤)の一種。
統合失調症以外にも様々な精神疾患に用いられている。

●頓服  エビリファイ内用液0.1%  6ml × 1日2包まで
メジャートランキライザー(強力精神安定剤)の一種。
様々な精神症状に効果を発揮する。

●ラミクタール100mg × 2錠
脳神経の興奮をおさえて、てんかんの発作を予防する。
また、躁うつ病の維持療法に用いる。

●ルネスタ 1mg × 2錠
「超短時間型」睡眠薬。





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by foxyborderline | 2016-08-10 16:11 | 治療について | Comments(4)

「カウンセリング 7回目」

先日、元不倫相手のAさんと仕事で会った。

仕事は無事終わり、私はAさんと握手をした。

その手は遠慮がちで、弱々しかった。

もう話すことも無いだろう。

もう仕事することも二度とないだろう。


帰り道、私は泣かなかった。

感謝のメールをしたけれど、返信はなかった。

でも、私は自殺企図をしなかった。



そして週末はカウンセリングだった。

「こころを癒すノート」を元に認知処理療法を受けている。


そのことをカウンセラーの先生に話した。


「Aさんのことは、ずいぶん諦めがつきました」と私は言った。

「トラウマに実際直面すると、たいしたことがない、ということが多々あります」
と先生は言った。


私はトラウマの治療というのは「辛い事からいかに逃げ続けるか」だと思っていた。

実際は「辛い事にいかにして立ち向かうか」だった。


私は、「Aさんに会いたかったから」「逃げずに仕事に向かった」のだと思う。

それは変化を望んだからだった。

先生は
「避けなかったことが良かった」と言ってくれた。
「今は過去とは違う、安全な場所にいると感じること。
思い出しても平気でいられる、と思う事は自信になります」と。


別れて4年間フラッシュバックし続けた感情から、
ようやく少し解放されつつあると感じた。


「辛さの渦中から一歩踏み出して、客観的に辛さを見られるようになっていますね」
と先生は言った。


ここで、4月に受けたテストを再度受ける事になった。

IES-R(PTSD評価尺度)というもの。

これが25点以上だとPTSDの可能性大だと言われている。


これが4月。
総合点は59点。
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そしてこれが今回。
a0287605_2327955.jpg


総合点は34点。


25点も下がり、明らかにPTSDが軽減されていることが分かった。

これには私も驚いたと同時に、安堵した。


「こころを癒すノート」の中には、
「トラウマの原因になった人物に会う」というモジュールはありません。
でもfoxyさんは会ってきた。そのことは大きな一歩だったと思います」
と先生は言った。


Aさんについては、8割くらいはきっと昇華できていると思う。


それから先生に
「あとどれだけAさんへのトラウマに対して治療をしましょうか。
そろそろ、お父さんへのトラウマに向かう時期かもしれませんね」と言われた。



次は父のトラウマ。

まだ私は整理しなくてはいけない。

もう、Aさんと父はリンクしてない。

二人は別人。同じ人ではない。


過去の出来事を昇華するには、道のりは遠いと思う。


でも、Aさんのことを、乗り越えつつある。
そのことが私を勇気づけた。

無駄ではなかったと思いたい。


私は
「Aさんにもお父さんにも、努力しないと愛されないと思っていました」
「でも、努力しなくても愛されていることもあるって少し分かりました」
と先生に言った。


だって、私は何も今、頑張っていない。

仕事も、恋愛も、なにもかも。

それでも人から認めてもらうことも好かれることも、実際ある。

頑張らなくてもいいんだ。



軽やかな気持ちで、私はこの日のカウンセリングを終えた。

次はまた来月。






追記
読んでくださっている皆様へ。

いろんな事情や病気や障害を抱えていらっしゃるなか、
こんな稚拙なブログに真摯な言葉を頂戴して、恐縮な限りです。

ずっとコメントの返事が出来ない状態です。
いつか出来るようになるかもしれませんが、今は出来ません。
ブログに言葉を吐き出すだけで精一杯で、
返信という形で心をかわすことが出来ません。
本当に申し訳ないです。

でも、ひとつひとつ大事に、時に泣きながら読ませていただいております。
心に刺さる言葉も、厳しい言葉も、優しい言葉も、すべてです。
いつもありがとうございます。





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by foxyborderline | 2016-08-08 23:44 | 治療について | Comments(3)

「カウンセリング 6回目」

先日はカウンセリングだった。

「こころを癒すノート」を元に認知処理療法を受けている。


今回はあまりに憔悴していたので
通常60分のセッションを30分にしてもらった。


Gさんの奥さんへの罪悪感。

心身ともに無茶苦茶だった。



来週、元不倫相手でトラウマの対象であるAさんと仕事で会う事になっている。
そのことが恐怖で仕方ないとカウンセラーに伝えた。

「Aさんと会っているイメージを、何度も何度も思い浮かべてください。
安全な場所で、ただ事務的な会話をしているイメージを。
動悸が治まるまでやってみてください」

と言われた。

ずっと捕われ続けたAさんへの想い。

愛されなかった父へのリンク。

仕事なので会わなくてはならない。
けれど、愛されなかったというフラッシュバックが
また起こるのではないか、と怖さがある。



ABCシートについては、頭の中で組み立てる練習をしている、と伝えた。

次のワークへ進めないまま、この日のセッションは終わった。


次はまた来月。




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by foxyborderline | 2016-07-18 17:05 | 治療について | Comments(0)


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