「カウンセリング 9回目」

先日は1ヶ月ぶり、9回目のカウンセリングだった。

8回目は記事に書くのが遅くなっただけで、
1ヶ月おきに通っている。

「こころを癒すノート」を元に認知処理療法を受けている。



セッションを2度も避けてきた父のトラウマに
いよいよ向かうことになるだろうと思っていたので
向かうのがとても気が重く、
Gさんに送ってもらったのだけれどすでに解離しかけていた。


「お父さんに包丁を向けられたときから、何か変化はありましたか」

そのことに関してカウンセラーの先生からの
質問の意味も捉えられず、答えられず、固まってしまった。


結局、私が断片的に話すことを先生がPCでテキストに起こしてくれた。




断片的な会話のまとめは以下。



「あの出来事(父に包丁を向けられたこと)があってから、心が壊れてしまった。

学校にも行けなくなった。

男性全てがとにかく怖くなった。

外にも出られなくなった。

あまりに辛い出来事過ぎて、私はあの時の記憶がない。

すごく年上の人を好きになる。

お父さんを重ねているように思う。

私はお父さんに愛されたかった。

私はそれまで、愛されて当然だったのに、全部取り上げられた。

まるで天国から地獄へ突き落とされたような。

それを受け入れることが出来なかった。

ずっと私は、自分のことを駄目だと思っていたが、
あの出来事があってから、それは決定的となった。

それは駄目な私は生きていてはいけない、ということだ。

私は誰からも愛されない、と思うようになった。

私の味方は誰1人いない。

周りはほとんど敵ばかり。

人に対して否定的になり、自分に無い物を持っている人をひがむようになった。

普通の家に育った子達が羨ましかった。」





これを話していた私は、解離が進んでしまっていた。


先生は何度も、
「foxyさん、目を閉じないで下さい!」と私に言い、
深呼吸すること、先生の目を見ること、秒針を見ることを勧めた。


自分でもおかしいと分かるほど挙動不審になってしまい、
目がキョロキョロと視点が定まらず、涙が溢れた。

奇声や大声をあげてしまいそうな衝動を、ぐっと押さえた。


「今は安全な場所にいます。その時に戻った訳ではありませんよ」
と先生は言った。


現実を確かめる為に、私は何度も自分の腕を掴んだりしていた。


それから、
「さっきfoxyさんが話したことをまとめたテキストを、紙に書き写して声に出して読んで下さい」
と先生から指示があった。

これをしてくれないと、今日はこのままでは帰せません、と。



私は泣きながら先生が打ったテキストを紙に書き写し、音読をした。


泣いていい、と先生は言った。



恐怖を乗り越えるんだ、と思いながら読んだ。

そして、少し落ち着いた。


「できたらテキストを書いた紙を、日常持ち歩いて読んだりしてみてください」
と先生は言った。


私は、「今は安全」だと感じなくてはいけない。



次回カウンセリングはまたいつも通り一ヶ月後かと思ったのだけれど、
2週間後に設定された。


父のことは私の中ではあまりに問題が大きいので、
長引かせず一気に片付けなくてはいけないということらしい。



カウンセリングルームから出て、車で待っていたGさんの顔を見た瞬間、
私は彼に抱きついてしばらく離れられなかった。

Gさんはただただ背中を撫で、私が落ち着くまで待っていてくれた。


帰路はやはり解離したままで、
脳みその中心にゴムの薄いフィルムが巻かれているような
ぼんやりした感覚のまま助手席に座っていた。

何を見ても話しても触っても、現実とは違う、と感じてしまっていた。


今こうしてテキストをブログに書いているのも解離しそうだ。


でも、出来事の意味を知るために、
乗り越えるために、全て必要な作業なんだ。


過去に、負けたくない。


乗り越えたい。


この生きづらさから開放されたい。



今は安全なんだ。

今は誰も私を殺そうとなんてしない。

大丈夫だ、大丈夫。











追記

ずっと、コメントの返信ができません。
すみません。
皆さんいつもありがとうございます。
すべて読ませていただいております。
力になることばかりです。

あと、メールアドレスを記載してくださる方がいらっしゃるのですが
個人的にご連絡を取ることは主治医に止められております。
私が通院しております病院、カウンセリングルームのご紹介もすることができません。
本当に申し訳ないです。

拙い内容で、何の役にも立たないと思うのですが、
境界性人格障害の治療が進んでいる証として残していきたいと思っています。





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# by foxyborderline | 2016-10-18 18:44 | 治療について | Comments(2)

「通院」

カウンセリングの後日は診察の日だった。

薬のせいか、あまりに午前中ぼんやり脱力し寝てしまうので
減薬を試みているところだ。



●セロクエル25mg ×1錠
メジャートランキライザー(強力精神安定剤)の一種。
統合失調症以外にも様々な精神疾患に用いられている。

●ラミクタール100mg × 2錠
脳神経の興奮をおさえて、てんかんの発作を予防する。
また、躁うつ病の維持療法に用いる。

を止め、

●頓服  エビリファイ内用液0.1%  6ml × 1
メジャートランキライザー(強力精神安定剤)の一種。
様々な精神症状に効果を発揮する。

●ルネスタ 1mg × 1錠
「超短時間型」睡眠薬。


の2種類だけに切り替えた。


「また酷くなったら、セロクエルとラミクタール飲んでいい?」
と主治医に聞くと、

「絶対だめ!!! 特にラミクタールは死亡事故があったので、急に飲むのはやめて!」
「皮膚がただれて、とんでもない死に方するよ」
と言われた。


私は死にたいのに服薬を気をつけるっておかしな話だなと思いつつ、
はいはい、と聞いていた。


でも減薬しても日常生活を送れているってことは、症状が軽減しているってことだ。

有り難いこと。

死にたいままでも、仕事も副業もしているだけマシか。


「こんなに働く精神障害者はなかなかいないよ」と友人には笑われているほどだ。


結構人目には充実して見えているんだろうな。


「死にたいという膜」が常に体中を覆っていなければ、私はもっと人生を謳歌できるだろうか。

その膜の間から、必死に手を伸ばして仕事をしたり人と関わったりしているので大変疲れるのだ。

常に死にたいと思わない人生なら、持つ荷物は少し軽いだろうか。


この日はカウンセリングの成果を話し、さっぱりと診察を終えた。



初診の頃に比べたら、私はとても穏やかだと思う。

自殺企図もしていない。
仕事もできるようになった。


もっと生きやすくなりたい。

もっと生きていてよかった、と思いたい。

贅沢かもしれないけれど。












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# by foxyborderline | 2016-10-14 13:56 | 治療について | Comments(1)

「カウンセリング 8回目」

先月半ばに行ったカウンセリングの話。

その前はこのような感じ。


「こころを癒すノート」を元に認知処理療法を受けている。



4年以上苦しめられた、
Aさんへのトラウマが軽減され、フラッシュバックもおさまりつつある。


次は父のトラウマへ進もうということになった。

けれど、私はそれに対して拒否に近い態度を取っていた。


父の件でIES-R(PTSD評価尺度)を受けた。

結果は26点。

0と100、私は極端な点数の付け方をした。

25点以上だとPTSDの可能性大だと言われている。



過去に対して、記憶に蓋がされていることは薄々気づいていたので
点数は出ないだろうと自分で分かっていた。


カウンセラーは
「最初点数が出なくても、セッションを深めていくことでグッと点数が上がることがあります」
と言っていた。


この日はあまりに辛くなってしまい、通常60分のセッションを30分にしてもらった。


「取り組もう、と決めたことで動揺が起こることがあります」
「できるだけ早く次のセッションに取り組みたいのですが」
とカウンセラーは言った。


実際この日の帰路は気分が悪く、ひどく解離してしまった。

現実か夢か分からないままだった。


経済的な理由もあるので、結局次回のカウンセリングはいつも通り一ヶ月後にした。

でもやはり、この一ヶ月少し心の揺れはあったと思う。



本当は思い出したくないのだ。

父が包丁を持っていたことを。

私にそれを向けたことを。


その後の記憶がすっぽり無くなっているのは、心が防御しているんだろう。


でも、トラウマを乗り越えるということは
トラウマから逃げることではなく、立ち向かうことなんだ。


だから、逃げたくはない。


父のことを乗り越えられたら。

私はもう少し、この生きづらさから開放されることができるだろうか。


きつく閉じた箱の中から、何が飛び出すのか自分でも恐ろしいけれど。


私はトラウマに向き合う。









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# by foxyborderline | 2016-10-14 13:41 | 治療について | Comments(1)

「晩年」

仕事が手に付かない。

合間に風邪をひきながら
無理をして出勤していたこともあるけれど、さすがにまずい。



人生に何も希望がないから、私は何も頑張れないんだろう、と思った。

最低限のことしか出来ていない。



37歳にして、もう晩年を迎えている気分だ。



私の人生は「いつか死ぬ日までの暇つぶし」になってしまった。


もうよっぽどのことが無い限り、本気の自殺企図はしないだろう。

私が望む方法はオーバードーズか首つりなのだけれど
何度やっても死ねなかった。

(20歳のころ、両手一杯に薬とバーボン1本とを飲み、
三日三晩眠り続けたこともあった。
それが一番ひどい昏睡状態だった。
あの時に死ねたら良かったのに、と未だに思う)

だからもう、自然に死ぬことを待つしか無い。


病気でもなんでもいい。
一日でも早く、人生を全うしたい。



昨夜はGさんが、良い日本料理店へ連れて行ってくれた。

味も盛りつけも器も、季節を感じるものばかりでとても素晴らしかったのに
私はぼんやりとそれを口に運んでいるだけで、さして感動はなかった。


楽しいことや嬉しいことがあっても死にたいと思ってしまうのだから
人生を謳歌するってことは、私にはとてもハードルが高いんだろう。



変化したい。

成長したい。

感動や、達成感や充実感を得てみたい。


絶望で無味乾燥として見える色眼鏡を外して
もっとイキイキと生きてみたい。


生きていて良かった、と心から感じてみたい。



いい歳なのだから、なんでももう持っている。

お金も生活できるだけは毎月定収入がある。
多くはないけれど、なんとかやれる。

心が満たされないから服やバッグやアクセサリーを買っているけれど
本当は何も欲しくなんか無いって分かっている。




じゃあ私には、何が足りない?


やはり必要なのは、子供なの?


もし子供がいれば、生きよう、と強く思えるの?

愛されることだけを求めるのではなく、
愛することができるようになる?



既に私は、生き甲斐というものを無くしてしまっている。



私はもう、老婆となんら変わらない。










追記
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# by foxyborderline | 2016-09-26 18:23 | 日々

「子供を持つということ」

台風で気圧の変化のせいか、とても調子が悪い。

調子が悪いのがデフォルトなのだけど、それでも辛い。



Gさんが別居しだしてから、ほぼ毎日彼の部屋で過ごしている。

愛されていると感じることもある。



彼は私に、
「foxyに僕の子供を産んで欲しい」と言う。



毎日死ぬまでのカウントダウン。

息を吸うのも辛いくせに、惰性で暇つぶしのように生きている。


そういう人生ではなく、希望を持って欲しいのだとGさんは言う。

それから、19歳も上のGさんが私よりも早く死ぬ可能性は高く、
その時に私が1人になってしまうことが悲しいのだと。


「foxyが僕と結婚したくないなら認知だけでもしよう。
子供の面倒だって見られる。
僕は君にお金は残せる。
でも孤独は埋めてあげられないから」
と。



出産。

産むだけならいいだろう。

育てるということが、想像するだけで恐怖だ。


母にGさんが子供を欲しがっていることを話した。

「きちんとGさんが離婚するならいいと思う。
今なら私も若いのだから、子育てを手伝うことはできる。
あなたが希望を持って生きることが出来るのなら、私は賛成する。
とても心配だけど」

と母は言った。


もちろん彼が離婚しないと出産なんて出来ないけれど、
「産む選択肢」もあるのだと思うと、すごく複雑な気持ちになった。


でも。

息を吸うだけで辛い人生を過ごす私が、
子供を育てることが出来るのだろうか。

辛いことばかりの人生。
苦しみばかりの人生。

同じ想いを子供にさせるの?


子供を本当に愛しているのなら、こんな世知辛い世界に産み落とさないことが
子供への愛情なんじゃないの?


いくら症状が軽くなってきたとはいえ
精神障害者でボーダーの親に育てられる子供は幸せなの?


と頭がぐるぐると廻った。



37歳、産むならあと3年がリミットだろう。

現実味が全くない。


生きる希望のない母親が、生きる希望を子供に与えてあげられる?











追記
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# by foxyborderline | 2016-09-21 16:41 | 日々


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