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先生が死んだ

私の主治医が、先月死んだ。

自死だった。

私の境界性パーソナリティ障害、躁鬱を診てくれていた。
私が遠方に引っ越してからも。

このブログを絶対に消してはいけない、
ボーダーの方の福音になるから、と言っていた。

死ぬなよと何度も私に言って
先に自殺するなんて、なんなの?と
1ヶ月以上経っても私は悲しい気持ちのまま。

亡くなる10日前まで、メールをやりとりしていて
先生への返信を、私がしないままの終わりだった。

でも、先生と出会えてなければ
私は15年は早く死んでいたと思う。

だから、感謝を捧げます。
見られなかった景色を見せていただいた。

亡くなった次の日、通ってらしたお寺へ手を合わせに行った。

どんな気持ちでここへ来ていたの?



今も空を見上げて、私は先生に憎まれ口を叩いている。

ヤブ医者!と何度も言った私に
あなたは笑って、そうだね!と言っていた。

私もいつか死んだら、天国で酒でも飲みましょう。
いや、地獄かな。

どっちでもいいよ。
飲んだことなんてなかったもの。


けろすけ先生、ありがとうございました。



# by foxyborderline | 2024-12-20 00:58 | 日々 | Comments(1)

生きています

ご無沙汰しております。
foxyです。
生きております。

死にたい波にゆらゆらと揺られつつ
なんとか生きています。

コメントもいただき、全て拝読いたしました。

現状は月一通院しながら、
フリーでこちょこちょと仕事しています。

同棲しているパートナーとは7年目を迎えました。

何度もブログを消そうとしたのですが
某氏に止められ、こうして残しています。

承認欲求と変なプライドが滲む気持ち悪い文章。
頭悪い人間が頑張って賢そうにみられたそうな文章。

過去の自分に辟易してしまいます。
しかし某氏は、ボーダーの方への福音になるので残して欲しいそうです。

ご心配をおかけして申し訳ありません。

ひとまず、生きております。

# by foxyborderline | 2024-08-30 04:20 | 日々 | Comments(1)

「近況」

薄ら死にたいまま、生きています。

パートナーとも、
たまに小さな喧嘩はありますが
基本的に穏やかに過ごしています。

こんな私などと一緒にいてくれることを
本当に感謝しています。

あんなに執着していたAさんとも
一年に一度ほどたまに仕事で顔を合わせても
懐かしいなぁ、程の感情です。

何も成長していないかもしれない。
ただ、過去の経験だけで
食べているだけかもしれない。

進歩など、ないのかもしれない。

それでも、自殺せずになんとか生きています。

一昨日去年は、知人友人が3人も自殺し
何故私が生き残っているのか
不思議な気持ちでいました。

中でも私の病気を知った上で
死ぬな、と言った方が
自殺で亡くなられたことが
ショックで仕方なかった。

健常者の方でしたが、
鬱になられたのかもしれない。

何故私は生きているのか。
何故何度も死にかけた私が生き残っているのか。

それでも、寿命まで生きるしかないのなら
少しでも生きやすい状態にしたい。

そう思い、2ヶ月前から再度、
認知行動療法のカウンセリングを
受けることにしました。

母への想い。
私を蔑ろにした人への怒り。
自己評価の低さ。

そういったものを、テーマにして
カウンセリングを受けています。

なんとか、やっています。

まだ生きられる、と、信じたい。



# by foxyborderline | 2021-01-25 00:27 | 日々 | Comments(11)

「大丈夫」

今、foxyさんはどうしているのですか?
と、いくつかコメントをいただきました。


大丈夫です。
生きています。

前回記事にしたように、状況はさほど変わっておらず
アルバイトをしつつ、副業で本業?もしつつ
主婦のような、のんびりとした暮らしをしています。

長年続いた、母への経済的援助からの呪縛も解かれました。
月10万も家に入れていた負担が、無くなったからです。

同棲しているパートナーとも、仲良く穏やかにやっています。

私が落ち込んだとき、一緒になって深刻になったり
自暴自棄になる方ではなく
常に一定のテンションで私を迎えてくれている方です。

今年の夏で、付き合い出して2年になります。

Aさんとの激動の恋愛はなんだったのだろう、と思うこともあります。

たまに、夢にAさんが出てきます。

それは、「手に入れられなかった残像」のような存在で。

自己評価が著しく低かったからこそ、
不倫を続けていたのだと、今だからわかります。

でも、あんな辛い想いをしたからこそ
分かることもあるのだと感じています。

そしていくつか、人を傷つけてきました。
罪を背負うことでしか、私は生きていけないのです。

日々、とにかく生きることを考えています。

当たり前の暮らしに感謝すること。
もう希死念慮は、手放したこと。

荒れ狂う20代、30代からの脱却を。

そんなふうに、私はまだ、生きています。


コメント、ありがとうございます。
大変励みになります。


# by foxyborderline | 2020-02-20 05:52 | 日々 | Comments(5)

「低空飛行ながらも穏やかに」

前回の投稿から随分経ってしまいました。

その後お付き合いしているパートナーと、結婚前提で同棲が始まりました。
実家から離れた他府県へ引っ越しました。

あまりに合わない会社は、半年で退職しました。

現在は障害者雇用のエージェントを利用し
クローズドでも就職活動をしつつ、毎日主婦のような暮らしをしています。

症状は随分治まりました。
軽度の不眠はあるものの、自殺企図などは全くしておりません。

同時に仕事への執着がいかにあったかが、ありありと分かりました。

パートナーもたくさん稼いでいるわけではないので
もちろんお金は必要なのですが、

「平穏で穏やかな日々の暮らしを維持することが第一優先」と思うようになったので
家事をしたり、彼と過ごす一日をいかに安定させるか、
ということを念頭におくようになりました。

そのためには、仕事でストレスを貯めてしまって日々の暮らしが破綻するようではいけないのです。
もし就職先が決まらなければ、しばらくアルバイトだけの暮らしでも良い、
と自分へハードルの低さを認めることもできるようになりました。

「職業」という呪縛。
私には「仕事で評価されなくては生きている価値がない」
という思い込みがあったのでしょう。

今はもう、どんな仕事でも良いのです。
誰からも評価されなくても良いのです。

ジェットコースターからは、ほぼ降りて生活していると思います。
ボーダー特有の、わざと自らドラマチックを求めるような症状は見られません。

未だ生きづらいな、とも思いますし
周囲の人と上手くできる自信もありませんし
死にたいとも薄らは思いますが

あの激しい時代はなんだったんだろうと思うほどです。

今年40代を迎え、色んなことが落ち着いてきたのでしょうか。

パートナーがあまりに穏やかで大らかな人なので
過去の過ちや障害のことも、受け入れてくれ、
それにとても感謝しています。


低空飛行ながら穏やかに暮らしていくこと。

これが今一番のモットーです。

# by foxyborderline | 2019-05-26 20:40 | 日々 | Comments(8)


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